葬儀

市の郊外にできた新しい葬儀会館

父は癌を患っていたので、再発して入院した時は、家族の間ではもうそれほど長くはないだろうと暗黙のうちに覚悟はできていました。熊本での健康診断でたまたま癌を見つけてもらってからは順調だっただけに本当にがっかりしました。
そうなると、悲しんでばかりもいられず、葬儀についても考える必要が出てきます。

父は以前から家族葬を地元である大阪で行う事を希望していました。父が再入院して数日後、私と妹とで、市の郊外にできたまだ新しい葬儀会館に申し込みに行きました。この類の葬儀会館では、積み立て式で申し込んでおくと幾らかの割引があるシステムになっていますが、我が家ではいつお葬式になるかもわからなかったので、一括払いで申し込みました。父はその後2ヶ月もたずに他界し、病院から葬儀会社の担当者に電話をして、無事葬儀を終えました。

後で聞いたことですが、この葬儀会社では会員になる際に、紹介システムというのがあったそうです。既に会員になっている人や、あるいは花屋さんなどから紹介されて登録すると数万円の割引となるそうです。紹介者にも御礼があるらしく、紹介者なしで申し込んだと言うと、もったいない!と言われてしまいました。

葬儀でさえも、計画的に準備をしていると得、ということですが、何だか複雑な気持ちでした。

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田舎の葬式は飲み会

2018年10月5日